敵地・サウジアラビアで記念すべきゴールを奪取。鎌田大地は得点とともに勝利を喜ぶ「日本サッカーにとってもすごく大きなこと」
日本代表は11日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦。鎌田大地と小川航基のゴールで2-0の勝利を収めた。試合後、先制点を挙げた鎌田が囲み取材に対応し、試合を振り返った。 【動画】鎌田大地が先制点! チームに大きな先制点をもたらしたのは、インサイドハーフで起用された鎌田だった。試合は序盤から拮抗した展開で推移した中、試合が動いたのは14分。三笘薫のクロスに守田英正が折り返すと、そのボールに反応した鎌田がゴールに押し込んだ。 「僕自身にとっても常にああいう場所にいることが大事だと思っていて、今日はゴールを決めたけど、違う試合でも常にああいうところには意識して入ってる。こうやって結果がついたのが良かったかなというふうに思います」 この得点は敵地・サウジアラビアでの記念すべき初ゴールに。最終的に勝利を飾ったこともあり、「僕のゴールというよりも、日本が初めてこのスタジアムで勝てたのが自分たちにとってはすごく大きなことだと思う。日本サッカーにとってもすごく大きなことだと思うので、そういう記念というか、そういうタイミングでゴールを取れたのはすごくいい」と得点と勝利を喜んだ。 チームとしては敵地で難しい展開を強いられたものの、巧みにゲームをコントロールして勝利を手にした。鎌田は勝因について問われ、「もちろん選手のクオリティーは間違いなく日本代表として上がってると思う。11人だけでなく、選ばれてる選手全員、本当にいい選手が揃ってる。選手層がすごく厚くなっているのは感じます」と主張。その上で、「本当に自分のゴールが嬉しいというよりも、最終予選の難しさは本当に前回でわかってるので、やはりチームとして今、試合に勝ち続けること、チームとして勝てたことがすごく嬉しいし、大事なことかなと思っています」と語り、何より勝利したことが大きいと口にした。 チームの成熟に手応えを感じている鎌田。次のオーストラリア戦でも、チーム全体の力で勝利できるか注目したい。