平等院鳳凰堂・ライトアップ「瑞光照歓ー錦秋のあかりー」月明かりのような優しさが…
世界文化遺産・平等院(京都府宇治市)で11月16日(土)から夜間特別拝観が始まり、鳳凰堂と紅葉がライトアップされる。 平等院鳳凰堂「瑞光照歓ー錦秋のあかりー」 1052(永承7)年に藤原頼通が父・藤原道長の別荘であった宇治殿を寺に改めたのが平等院。1053(天喜元)年に鳳凰堂が阿弥陀堂として建立された。 今年(2024年)のテーマは、「瑞光照歓ー錦秋のあかりー」。 鳳凰堂をライティングする屋外照明を一新し、デジタル制御によりバリエーション豊富な演出プログラムが設定可能となった。 鳳凰堂の本尊・国宝「阿弥陀如来坐像」がまばゆい金色に輝き、池に映る幻想的な風景は圧巻。 平等院・神居文彰住職は「スマートフォンなどで写真に収める際に、最も皆さまが気になされるのが“ご自身の人影”。これを少しでも解消するために、今年は月明かりのような、優しくぼんやりとしたライトアップにした」と話す。 きらびやかなライトアップというイメージから、陰影が少なく柔らかな光が鳳凰堂全体を包み込み、鳳凰堂そのもの光を放っているかのような演出照明となっている。 ◆開催日 2024年11月16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、12月1日(日) ◆開催時間 18時~20時30分(最終受付は20時15分) ◆入場方法 各日1500人限定の予約制(公式サイトから事前予約が必要) ◆拝観料 大人1500円、小中高生1000円
ラジオ関西