「なかなかかなわなかった夢がようやくかなった」清野菜名、30代初ドラマで念願の月9初主演
女優の清野菜名(30)が、来年1月スタートのフジテレビ系ドラマ「119エマージェンシーコール」(月曜・後9時)で、「月9」初出演にして初主演を務めることが18日、分かった。 消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ指令管制員(ディスパッチャー)の活躍を描くオリジナルストーリー。 初の月9に挑戦する清野は「素直にうれしかったです」と率直な心境を明かしつつ、「実は、20代前半の頃に月9のオーディションを受けたりもしていまして。なかなかかなわなかった夢がようやくかない、30歳になり、最初のドラマで月9の主演をさせていただけること、とても光栄に思っています」と喜びをあらわにした。 銀行で働いていたが、あることがきっかけで消防士の採用試験を受けて合格。現場勤務を経て、自ら司令課への異動を希望した主人公を演じる。当初は「指令管制員」を知らなかったというが、「きちんと勉強をして臨まないといけないなと思いました。皆さんも生活していく中でなかなか知ることのできない裏側だと思いますので、しっかりと伝えていけたら」とコメントした。 緊急通報に応答して適切な指令を出す職業だけに、その「声」にも焦点が当たる。「119番に電話をかけてきた方の声だけを聞いて誘導していくことの難しさをとても感じました」とし、「指令管制員はチームワークが必要な現場で、通報に迅速に対応している姿が本当に格好いい。撮影現場の私たちも、チーム一丸となって皆さまにそういった姿をお見せできたら」と意気込んだ。
報知新聞社