ジューンテイクはひと夏を越してたくましくなった

＜栗東トレセン＞ ジューンテイクは2走前に今回と同じ芝2200メートルの京都新聞杯で重賞初制覇。中京では2戦2勝と好相性だ。吉田助手は「少し（体が）大きくなって疲れも取れて、いい状態で戻ってきました。首やトモ（後肢）が大きくなってきましたね。幼さもだいぶ抜けてきました」とひと夏を越しての成長を強調。「まだ良くなりそうな感じはありますが、走れないような状態ではないと思いますよ」と力を込める。 メリオーレムは2600メートルの前走・西部スポニチ賞を完勝し、豊富なスタミナを証明した。春はプリンシパルSで2着と好走しており、侮れない存在だ。17日はCWコースをゆったり1周半。石橋助手は「素晴らしい状態で牧場から帰ってきて、順調にきています。けさも落ち着いていて、リラックスできていましたね。いい状態だと思います。左回りに替わるのもプラスです」と期待を寄せる。 バッデレイトは、3戦2勝・2着1回とまだ底を見せていない。半兄トップナイフはGⅠホープフルSを含め、重賞で2着4回と活躍している。阿賀野川特別2着を叩いて上昇中で、堂本助手は「使ってから馬がしっかりして良くなっています。（状態は）前回よりもいいと思います。（2200メートルは）走っている距離ですし、前走で左回りも経験していますからね」と前向きに話す。