「孫の帰省」で詐欺と気づく 80代女性が孫を名乗る特殊詐欺で145万円だまし取られる 岐阜県各務原市
岐阜県各務原市で、80代女性が孫を名乗る男らに145万円をだまし取られました。 事件発覚の経緯は、孫の帰省でした。 警察によりますと、去年11月、各務原市の80代女性の自宅の電話に、孫を名乗る男から電話があり「喫茶店でかばんをなくした。現金が入っていて、上司が肩代わりしてくれるが、150万円が必要になる。手持ちでいくら準備できるか」などと言われました。 その2日後、再び孫を名乗る男から「これから上司の息子がお金を取りに行く」と言う電話があり、女性は指定された各務原市内の公園に現れた上司の息子を名乗る男に対して、現金145万円を手渡しました。 1月3日に孫が帰省のため女性の自宅へ訪れたことで、詐欺であることがわかり、女性が警察に通報し、被害が発覚しました。 警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。 また警察は、親族を名乗る人物から突然「現金を用意しなければならない」などの電話があった時は、まずは特殊詐欺を疑うよう注意を呼び掛けています。