まるでアリーナ最前列! “ソニー史上最高の重低音”ヘッドホン「ULT WEAR」を自腹レビュー
電源、NC/AMBモードボタン 、USB-C、ヘッドホンジャック、ULTボタンはすべて左側に集約されているので使い勝手もシンプルで快適。ハウジング部のタッチセンサーコントロールパネルで音量調整、曲送り、再生/停止、電話の受信といった操作も可能です。 ノイキャンONでも連続30時間の再生が可能なロングバッテリーに、2台のデバイスにシームレスに繋がるマルチポイント接続にも対応。充電を気にせず、一日中使うことができます。
気になる音質は?
それでは「ULT WEAR」が奏でる、ソニー史上最高の“重低音”を深掘りしていきましょう。これまでソニーの重低音ヘッドホンといえば、2008年の誕生以来、私のお気に入りでもあった「EXTRA BASS」シリーズがありましたが、こちらの生産終了に伴って登場したのがこの「ULT POWER SOUND」シリーズでした。 「ULT WEAR」の最大の特徴は、新しく搭載された「ULTボタン」や専用アプリ「Headphones Connect」によって低域を「ULT OFF」「ULT1」「ULT2」 と3段階調節可能な点です。 「ULT1」では低域を強調しながらボーカルはクリアな状態を保ったバランスのいい重低音を感じ、「ULT2」では空間が震えるような爆音を間近で聴いてるかのような“ド迫力”を感じます。もちろん「OFF」にしてもどんな音楽ジャンルとも相性の良いまとまりのあるサウンドを体感出来ます。
私は10代後半から20代をともに過ごしてきたゴリゴリな重低音が響く90年代のクラブミュージックが大好きなので、「ULT2」に設定してDJブースの最前列で聴いていたあの頃の臨場感や迫力が蘇るような音を再び感じることができ、日々大興奮で活用しています。一度これを体験してしまうと、他のヘッドホンではもう物足りなく感じてしまうかも……。ディスコやクラブで育ったオヤジ世代にはまさにピッタリかもしれません(笑)。 他にもスポーツカーのエンジン音が響き渡るアクション映画やライブ映像の視聴なんかにも相性抜群で超オススメです。 まもなく夏本番! ソニーが誇る史上最高の重低音で大好きな音楽を聴きながら、暑い季節も思いっきりテンション爆上げて行きましょう!
● 中西 学(なかにし まなぶ)
写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。 ・公益社団法人 日本写真家協会 正会員 ・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA) ・Microsoft CERTIFIED Trainer ・dji CAMP Specialist
企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 編集/平井敦貴(Web LEON)