日経平均は4日続伸、506.07円高の「40,580.76円」で取引終了…指数を180円押し上げた“ハイテク3銘柄”の正体【7月3日の国内株式市場概況】
2024年7月3日(水)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
7月3日の日経平均株価は、寄り付きから前日比プラスで始まると、終日堅調。東京エレクトロン〈8035〉やファーストリテイリング〈9983〉といった値がさ株が指数をけん引しました。また、前日の米株主要3指数がそろって上昇していたほか、米フィラデルフィア半導体指数が1%超上昇していたなか、国内でも半導体関連銘柄が上昇。東京エレクトロン〈8035〉とTDK〈6762〉、アドバンテスト〈6857〉の3銘柄だけで指数を180円押し上げました。日経平均株価は前日比506.07円高の40,580.76円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが148銘柄、値下がりが75銘柄、変わらずが2銘柄。 日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、NTTデータ〈9613〉、スズキ〈7269〉、東京海上ホールディングス〈8766〉、ブリヂストン〈5108〉、バンダイナムコHD〈7832〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は16億9,000万株、売買代金は4兆3,443.57億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、機械、海運業、その他金融業、化学、電気機器などが上昇した一方、石油・石炭製品、ゴム製品、鉱業、保険業、銀行業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が霞ヶ関キャピタル〈3498〉で+3,000円(+22.71%)の16,210円、2位が日本冶金工業〈5480〉で+520円(+11.18%)の5,170円、3位がA&Dホロンホールディングス〈7745〉で+240円(+7.88%)の3,285円となりました。 一方、値下がり下位は、1位が日本金銭機械〈6418〉で-100円(-7.43%)の1,246円、2位が松屋〈8237〉で-64円(-5.44%)の1,112円、3位がギフトホールディングス〈9279〉で-139円(-4.95%)の2,667円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは109銘柄、年初来安値を更新したのは6銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部