中田璃士が逆転で初優勝…SP首位の高橋星名はフリーで得点を伸ばせず【フィギュア全日本ジュニア男子】
◇17日 フィギュアスケート 全日本ジュニア選手権最終日(広島市、ひろしんビッグウェーブ) 男女のフリーが行われ、男子は昨年のジュニア・グランプリ(GP)ファイナルを優勝し、今年2月の世界ジュニア選手権は2位だった中田璃士(りお、16)=TOKIOインカラミ=が合計220・47点で初優勝を飾った。 前日のショートプログラム(SP)2位の中田は冒頭の4回転トーループはGOE(出来栄え点)で2・85点の加点を得るなど滑り出しは順調だったが、3本目のフリップ―トーループの連続3回転ジャンプで転倒。完璧な演技こそできなかったが、フリー1位の142・55点で優勝をつかんだ。 SP首位の高橋星名(14)=木下アカデミー=はフリーで得点を伸ばしきれず合計212・99点で2位。3位にはSP3位で合計208・49点の西野太翔(たいが、15)=神奈川FSC=が入った。
中日スポーツ