ツバル新首相、総統就任式の招請を受諾/台湾
(台北中央社)5月20日に行われる頼清徳(らいせいとく)次期総統の就任式に、中華民国(台湾)と外交関係を有する南太平洋の島国ツバルのフェレティ・テオ新首相が出席する見込みとなった。外交部(外務省)が9日明らかにした。 外交部によると、同部の田中光(でんちゅうこう)政務次長がテオ氏に就任式への出席を招請し、テオ氏が受け入れたという。田氏はテオ氏の就任式に出席するため、6~8日の日程でツバルを訪問した。 ツバルでは1月に総選挙(定数16)が行われ、親台派のカウセア・ナタノ首相(当時)が落選。直前に同じ太平洋の島国ナウルが台湾と断交したこともあり、ツバルも台湾との国交を断つことが懸念されていた。 テオ氏はかつて台湾を複数回訪れたことがあり、先月26日に国会議員の互選で首相に選ばれた。 (呉昇鴻/編集:羅友辰)