【ウインターカップ】延岡学園が連続100点ゲームで3回戦進出、市船橋はシュート成功率に苦しむ[高校バスケ]
2Pシュートを高確率で決めた延岡学園
12月25日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」男子2回戦で、延岡学園(宮崎)と市船橋(千葉)が対戦。1Qで16点のリードを作った延岡学園は、市船橋の反撃を断ち切って102-74。2試合連続での100点ゲームで3回戦進出を果たした。 【表】ウインターカップ2024男子トーナメントをチェック 1回戦、延岡学園は広島県瀬戸内(広島)に108-80で快勝。市船橋は天理(奈良)を73-61で下して2回戦に駒を進めている。共にトランジションから速いテンポで攻撃を仕掛けたが、延岡学園はクォーター終盤に#10内田悠介、#14佐々然が連続して3Pシュートを成功。31-15として1Qを終えた。勢いづいた延岡学園は2Q開始から3分で20点差までリードを広げた。 状況を打開したい市船橋は#9石渡隼人、#34吉野結都がゴールにアタックして得点につなげる。粘り強くディフェンスして攻めていくと、最後は#14檜山優輝がブザービーター3Pを沈め、40-52と12点差まで縮めてハーフタイムを迎えた。前半、延岡学園はリバウンドで27-18と優勢を保った。さらにFG成功率でも54.1%(市船橋は34%)とオフェンスの精度も高かった。 3Q、市船橋は足を動かしてプレッシャーをかけて、オフェンスにつなぐと#7白石楓、#③菊田瑛暉らが得点。残り5分半で10点差まで縮める。前半は劣勢だったリバウンドも多くの選手が絡んでいくことで互角に。一進一退の攻防となるが、延岡学園は#10内田、#15フェヤ ムスタファ バンバの得点でリードを保った 2Q(25-21)に続いてこのクォーターも21-20と上回って、11点差で3Qを終えた市船橋だったが、4Qは延岡学園に8-0というスタートを許す。市船橋は#7白石のロング2Pで連続失点を止めたが、延岡学園のディフェンスに手間取って、残り7分には63-86まで広げられてしまった。リードが広がったことで延岡学園は余裕を持ってオフェンスを展開。#10内田の3Pシュート、#11木村俊生のレイアップ、#9中田竜人のバスケットカウントと得点を重ねていくと残り1分半、#7加藤夕汰のシュートで2試合連続となる100点台に到達。最終的に102-74で延岡学園が勝利し、3回戦に駒を進めた。 延岡学園は#10内田が36得点、#5ンジェ・シェキが22得点(11リバウンド)と2人で58得点を記録。市船橋は#9石渡が21得点、#3菊田が14得点、#34吉野が13得点、#7白石が10得点をマークした。両チームのリバウンドは同じ39本。市船橋はオフェンス・リバウンドでは20-16と上回り、ターンオーバーも12-20と少なかった。しかし、2Pシュートは同じ62本の試投数で21本成功(延岡学園39本)と差が付いてしまった。