「メッツ打線封じへ」山本由伸、第4戦で先発投手に抜擢!? 地区シリーズ最終戦での好投で評価上昇「物語を間違いなく書き換えた」
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、ニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で先発投手に抜擢されることになった。また、サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第5戦で活躍したことを皮切りに評価が上昇したと、米メディア『ブリーチャーレポート』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 山本はパドレスとの地区シリーズ第1戦で先発登板したが、3回5失点という散々な結果だった。幸いにも、大谷翔平選手のポストシーズン初ホームランを含め、ドジャース打線が奮闘したことで7-5の勝利をおさめている。そして、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出がかかる重要な一戦で再び先発登板を果たし、今度は5回無失点の好投でドジャースを2-0の勝利に導いた。 米メディア『CBSスポーツ』は「ポストシーズン開始以来OPS.698を記録しているメッツの攻撃陣を抑えることが山本に課せられることになる」とし、山本が第4戦でマウンドに立つと報じている。また、米メディア『ブリーチャーレポート』は「ポストシーズンに入ると、良くてもC評価のようだった。そんな中でパドレスとの第1戦で5失点を喫し、状況はさらに悪化した。しかし、彼は第5戦でその物語を間違いなく書き換えた」と伝えた。 続けて「ドジャースが彼に多額の投資をした時に考えていた、まさに重要なタイミングでその活躍を見せたことは、契約の等級を1つ上げる以上の価値がある。今ではドジャースにとって彼との契約は大きな勝利のように感じられる」と報じ、評価が増しているとの見解を示している。
ベースボールチャンネル編集部