冬を前に除雪車の出動式 小学生が搭乗体験
本格的な冬の訪れを前に、雪への備えです。 金沢市では31日、国道での除雪作業に当たる除雪車の出動式が行われました。 【写真を見る】冬を前に除雪車の出動式 小学生が搭乗体験 国土交通省金沢河川国道事務所では、小型除雪車や除雪トラックなど、合わせて93台で除雪作業に当たり、昨シーズンは22日出動しました。 国道8号沿いの金沢除雪基地では、出動式が行われ、委託を受けた石川県内の除雪業者の代表が決意表明し、近くの鞍月小学校の1年生から除雪車の「安全キー」が手渡されました。 このあと、児童たちが除雪車に乗って職員から説明を聞き、ハンドルを操作しました。 ■この冬は、大雪の可能性が例年よりも大きい 気象台によりますと、北陸地方では12月以降、冬型の気圧配置が強まる時期があるため、この冬は大雪となる可能性が例年より大きいとしています。 金沢河川国道事務所 五十川泰史 所長 「地震によって道路が変形し水平が担保されていないと(除雪が)難しい面もありますので、関係機関と連携を取りながら進めていきたい」 金沢河川国道事務所にはあす、「道路雪害対策支部」が設置され、管内の国道8号や157号など5つの路線、総延長206.2キロで冬に備えます。
北陸放送