日本ハム・郡司「来年もっと長打を増やしたい」1・5万人ファンの前で柵越え連発「ホークス見ていると強いチームは長打で勝つ」
「日本ハム秋季キャンプ」(3日、エスコンフィールド) 長打力を身につけて、来季はさらにレベルアップする。日本ハム・郡司裕也捕手が居残り特打を敢行。今キャンプ最多の1万5000人のファンが見守る中、柵越えを連発した。「今は飛距離出すようなイメージでやっています。来年もっと長打を増やしたいという。その準備ですかね」と話した。 今季はシーズンを通して1軍に帯同し、プロ入り初めて規定打席に到達。打率・256、12本塁打、49打点の成績を残した。自己最高の数字にも「満足はしてないですね。頑張ったなっていう思いはありますけど、まだまだ伸び代あるぞっていう感じですね」と振り返った。 今キャンプ中は「ポイントを前にしてって感じですかね。大きくタイミングをとって」と言う。「今は別に(打撃フォームが)崩れてもいいですから。崩れるくらいがいいんじゃないですか」。まずは飛ばす意識を植え付ける。その上でオフには外部の施設に赴き、スイング解析も行う。来季に向けたフォームを模索する。 「ホークス見ていると、強いチームは長打で勝つ。長打、大事だなって感じですね」。今季は会心の当たりが野手の正面を突くことが多かった。外野の頭を越えれば、正面をつくこともない。飛距離という新たな武器を身につける。