「タンブラーの正解」はコレかも。飲み残しがなくなって、2年間毎日欠かさず愛用中
季節を問わず、部屋でも外出先でも活躍するタンブラー。 さまざまな選択肢がある中で、個人的にベストだと思う逸品と出会い、今年で丸2年毎日欠かさずに愛用している。 【全画像をみる】「タンブラーの正解」はコレかも。飲み残しがなくなって、2年間毎日欠かさず愛用中
コーヒー好きが考案した理想のタンブラー
「Carter Move Mug」は、シリコンバレー発のコーヒープロダクトメーカー・Fellowから発売されているタンブラー。 8オンス (230ミリリットル)、12オンス(350ミリリットル)、16オンス(470ミリリットル)の3サイズ展開で、私はデイリーユースに12オンス、出張や旅行など長時間の移動用に16オンスを愛用している。
抽出したての美味しさを最後の一滴まで
最大の魅力は、内側に施されたセラミックコーティングにより、ドリンクの風味が変化しないことにある。 特にコーヒーの場合、これまで使っていたタンブラーでは、半日ほどすると金属のニオイが気になりはじめ、それゆえ飲み残してしまうことが多かった。 一方Carter Move Mugは、長時間入れていても風味が変わらず、最後の一滴まで抽出したばかりのようなコーヒーを楽しめる。 また保温保冷機能も優れており、ホットの場合は半日程度、アイスの場合は丸1日、温度変化を気にせずに味わえている。 コーヒー好きが集まったプロダクトメーカーというだけあり、「本当に美味しいコーヒーを持ち運ぶため」にベストなタンブラーとなっているのだ。
シーンに応じてフタの使い分けが可能
発売以来、本体に変更はないが、フタにはさまざまなバリエーションが登場している。 「Carter Move Mug Lid」は、最もベーシックなフタ。しっかりと閉まるため保温保冷力が高く、またコンパクトなつくりで外術時の持ち運びに適している。 「Carter Carry Lid」は、移動時の持ち運びに最適なハンドル付きのフタ。指を引っ掛けて持ち運べるため、タンブラー本体を直接持つよりもずっと快適。私は主に室内での持ち運びに使用している。 「Carter Slide Lid」は、親指のスライドのみで開閉できる飲み口付きのフタ。都度フタを回す必要がないため、主に作業中はこちらをセットしている。 飲みやすさではCarter Slide Lidが一番だが、上記の2つと比べると密閉力は劣り、保温保冷機能も半分程度になってしまう。 それぞれのフタにメリット・デメリットがあり、だからこそ、付け替えることで常に最適な状態で使えるというのも、Carter Move Mugならではの魅力と言えるだろう。
機能的だが重さは気になる
基本的には文句なしのアイテムだが、重量だけはいまだに気になることがある。12オンスは約304グラム、16オンスは約355グラムと、機能が優れている代わりに一般的なタンブラーよりもずっと重たいつくりになっているのだ。 バッグなどで出かける際は問題ないが、サコッシュやコンパクトな荷物でまとめたいときには、これがネックになることが多い。 軽量版が出てくれればと期待しつつも、カジュアルな持ち運び用に最小の8オンスを購入しようかと検討してる自分もいる。これからも使い続けたい、自分にとっての「タンブラーの正解」だ。
シラクマ