「クルマは走らなければ意味がありません」オーナーが思うクルマ、 コンパーノスパイダーの楽しみ方とは?
ダイハツが小型4輪車であるコンパーノを発表したが、後継者であるコンソルテの登場と、トヨタとの業務提携によりコンパーノは終わりを告げることになった。そして現在、そのコンパーノに目をつける方がいた。 【画像13枚】オープンカーとしては珍しい4人乗りのシートレイアウトなど。リアシートはボディと一体化しているような形状。少し狭いが、乗り込むと十分な広さがある ダイハツとしては珍しい自社開発のクルマであるコンパーノスパイダーを手にしたオーナー。レストアするために必要な部品が取り付けられている同じクルマをもう一台購入した。そのオーナーが思う「クルマの楽しみ方」について語る。 【風と共に ファミリーで楽しめるオープンマインド 1970年式 ダイハツ コンパーノスパイダー】 そこで、さらに前期型も起こしてしまおうと思い、コンパーノベルリーナを購入。計3台のコンパーノを集めたことになる。使える部品を移植し、余った部品はスペアパーツとなった。 ガレージにはたくさんのバイクも保管されている。全部で16台。時々エンジンをかけて様子をみているという。バイクは高校時代から趣味というが、クルマ同様にピカピカに磨き上げられ、カスタマイズされている。 ノーマルを維持しながらもクルマやバイクを楽しみ続けるカスタマイズだ。 「クルマは走らなければ意味がありません。乗り物はドライビングして楽しむものですよ」と語ってくれた。 OWNER’S VOICE 「古いクルマであっても楽しく乗るのがモットーです。」 ガレージには趣味のアイテムがあふれているオーナー。高校時代からバイクに乗って、カスタマイズを楽しんでいた。最近では古いカブでツーリングなどをしているという。リタイアを機に手に入れたハーレーに乗ってロングツーリングを予定。常に乗って楽しむスタイルだが、クルマやバイクがたくさんあるので大変だという。 1970年式 ダイハツ コンパーノスパイダー(F40K) 全長 3795mm 全幅 1445mm 全高 1350mm ホイールベース 2220mm トレッド 前/後 1190/1170mm 最低地上高 160mm 車両重量 790kg 乗車定員 2名 最高速度 145km/h 登坂能力 sinθ 0.425 0→400m加速 18.5秒 最小回転半径 4.5m エンジン型式 FE型 エンジン種類 水冷直列4気筒OHV 総排気量 958cc ボア×ストローク 68.0×66.0mm 圧縮比 9.2:1 最高出力 65ps/6500rpm 最大トルク 7.8kg-m/4500rpm 燃料供給装置 横向可変ベンチュリー 変速比 1速3.678/2速2.334/3速1.481/4速1.00/後退5.227 最終減速比 4.556 ステアリング形式 ボールナット サスペンション 前/後 トーションバー式独立懸架/非対称半楕円板ばね ブレーキ 前後ともデュオサーボ タイヤ 前後とも6.00-12-4PR 発売当時価格 69.1万円 初出:ノスタルジックヒーロー 2019年10月号 Vol.195 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部