千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希(C)産経新聞社

5月17日～19日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。

千葉ロッテマリーンズ vs 北海道日本ハムファイターズ

3位のロッテと2位の日本ハムが対戦。 ロッテの注目は佐々木朗希。ここまで6試合で3勝2敗、防御率2.56の好成績を残している。4月7日のオリックス戦から4試合続けて7回を投げ抜き、自責点2以下に抑えてきたが、5月10日の日本ハム戦では6回途中5失点でKOを喫した。その試合でマルチ安打を許した郡司裕也、水野達稀を抑え込み、リーグトップの4勝目を手にしたい。 5連勝中の日本ハムは、金村尚真に注目。今季序盤は中継ぎ登板が多かったが、5月8日のソフトバンク戦で初先発し、2戦続けての先発登板となる。前回登板では4回2失点で敗戦投手となったが、この試合では先発投手の役割を果たし、チームの6連勝に貢献したい。

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス

5位のオリックスと、4位の楽天が対戦。 引き分けを挟んで3連敗中のオリックスは、田嶋大樹が先発。今季は5試合で2勝1敗、防御率2.74と安定した投球を披露しているが、楽天戦では2試合で1勝1敗、防御率6.75とやや相性が悪い。悪いイメージを払拭する投球を見せ、チームの連敗ストップに貢献したい。 一方の楽天は、小郷裕哉に注目。レギュラー定着を狙う6年目の外野手は、ここまで37試合で打率.286、1本塁打、9打点の好成績をマーク。打率はリーグ5位、44安打は堂々のトップだ。打率.333と得意のオリックスを相手に、リードオフマンとしての活躍を見せたい。

福岡ソフトバンクホークス vs 埼玉西武ライオンズ

首位を快走するソフトバンクと、最下位の西武が対戦。 ソフトバンクの注目はモイネロ。先発に転向した今季は6試合で1勝1敗ながら、防御率1.58と安定感抜群。特に西武戦では3試合22回を投げて1勝、防御率0.82と圧倒している。この試合でも好投し、2勝目を掴み取りたい。 一方の西武はボー・タカハシが先発。先発に転向した今季は3試合で1勝2敗と負け越しているが、防御率2.25と好投を見せている。超強力打線が相手だが、先発の役割を果たして2勝目を手にしたい。