SIMフリー「モバイルルーター」おすすめ3選 格安SIMとの組み合わせが便利、複数の機器をどこでもネット接続【2024年12月版】
4Gや5Gなど、通信キャリアのモバイル回線をWi-Fi経由で利用できる「モバイルルーター」。出先で複数の機器でネット接続を利用できるデバイスで、自宅において固定回線の代わりに利用するのも便利です。 【画像】「NECプラットフォームズ Aterm MR05LN」はSIMスロットを2つ搭載したデュアルSIM対応の4Gモデル 今回は「モバイルルーター」の中でも、格安SIMを含む多くの通信キャリアで使用できる、SIMロックフリーモデルのおすすめを紹介します。
通信速度と通信規格、SIMの種類に注意
モバイルルーターは、スマートフォンやパソコンなどのデバイスとWi-Fiを介して接続し、通信キャリアのモバイル回線でインターネットに接続する機器です。 複数のスマホやタブレットを持ち歩くユーザーや、パソコンを持ち歩いて仕事をするようなビジネスマンには必須ともいえるアイテムです。スマホやパソコンだけでなく、ゲーム機など複数の機器を同時に接続できるので、家族や仲間との旅行などにも便利です。 LAN側にはWi-Fi、WAN側にはモバイル回線を使用するので、通信速度のスペックはWi-Fiとモバイル回線の両方を確認しておく必要があります。4G/5Gといった通信規格や使用できる周波数帯も、SIMとモバイルルーターで合致しているか確認しましょう。 対応するSIMカードのサイズに関しても、契約しているキャリアのものに合っているのかどうかを確認しておく必要があります。最近のスマホは「nanoSIMカード」を採用した機種が主流ですが、モバイルルーターには「microSIMカード」を使うモデルもあります。さらには、カードが不要な「eSIM」という規格も登場しています。 モバイルルーターの購入や通信キャリアとの契約の際には、SIMの種類を必ず確認しましょう。
eSIM搭載でデュアルSIMに対応:富士ソフト +F FS050W
「+F FS050W」は、富士ソフトの5G対応のSIMロックフリーモバイルルーターです。 通信機器に内蔵された一体型SIMを利用する「eSIM」に対応しており、物理的なSIMを差すことなく、オンライン上で回線契約・開通手続きをして、すぐに利用開始できます。 nano SIMスロットも備えたデュアルSIM構造となっており、シーンに応じてSIMを切り替えて使い分けることも可能。メイン回線の通信トラブルに備えて、バックアップ回線を保持するといった使い方もおすすめです。 バッテリーを長持ちさせるモバイルモード、バッテリーの劣化を軽減する据え置きモード、エンジンに連動してオン/オフするカーモードと、利用シーンに合わせて最適化された3つのモードを切り替えることが可能です。 実売価格は約3万2000円(税込、以下同)からです。