岐阜市の80代女性が1億8700万円の被害 1年間だまし取られ続ける 認知症の疑いも
メ~テレ(名古屋テレビ)
岐阜市の80代の女性が、「監督庁」の職員を名乗る男などに1年間にわたって約1億8700万円をだまし取られました。 警察によりますと、2024年1月、岐阜市の80代の女性の自宅に、「監督庁」の職員を名乗る男から電話があり、「会社の情報を教えませんでしたか。これは犯罪で裁判になる。刑事裁判でなく民事裁判を進めるにはお金が必要」などと言われました。 その後、この男のほか、被害会社の役員を名乗る男から和解金や弁護士費用名目で現金を要求する電話が2024年11月まで続いたということです。 女性は、ATMから現金を引き出し、ある程度金額がたまると、自宅近くのコンビニで、役員の部下を名乗る男に繰り返し、現金を手渡していて、2024年11月までの被害総額は、約1億8670万円に及ぶということです。 女性は認知症の疑いがあるということです。 警察は、特殊詐欺事件として調べています。