【特集】「パンドラの箱を開けたら恐怖がいっぱい出てきた。でも、最後にhope(希望)が入っていた」ダウン症の女の子を育てる母からのメッセ―ジ…手作りの絵本『もし僕の髪が青色だったら』が出版されるまでに独自密着「どんなあなたも全部愛してる」
Whatever you do, still I love you anyway―
3月中旬。ガードナー家の姿は、書店にありました。 (瑞穂さん) 「おぉ、あった!エイデン、見て!」 (エイデンくん) 「わぁー、すごーい!とっても幸せで興奮しているよ」 (ブルースさん) 「おめでとう、君の腕前や才能が花開くと思っていたよ」
絵本『もし ぼくのかみが あおいろ だったら』の最後は、こう締めくくられます。 【絵本から抜粋】 (エイデンくん) 「いつか ぼくがパパになって うまれてきた あかちゃんに しょうがいがあったら ぼくは どうしたらいい?」 (瑞穂さん) 「パパとママが あなたたちを だいすきなように、あいしたらいい。しんぱい しなくて いいよ」
ダウン症の娘と出会って、6年。その先に見つけたものとは―。 (瑞穂さん) 「パンドラの箱(笑)パンドラが箱を開けて、恐怖がいっぱい出てきた。一番怖いのは、自分自身だったし。でも、最後に蓋を閉めた中に、hope(希望)が入っていた」
そして、まりいちゃんが幼稚園に通う最後の日。卒園式で、まりいちゃんが発表した将来の夢は、ダンサー。4月からは支援学校で、新たな日々が始まります。 まりいちゃんと家族の物語は、絵本になって世界中の人たちへ。「Whatever you do, still I love you anyway(どんなあなたでも、私は全部愛してる)」―。 (「ウェークアップ」2024年3月23日放送)
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