関西では初、南海電鉄&泉北高速鉄道で「列車乗降介助」のWeb予約が可能に
「南海電気鉄道」(本社:大阪市浪速区)と「泉北高速鉄道」(本社:大阪府和泉市)は6月12日、列車乗降介助がWebで申込みできる「南海・泉北サポートほっとネット」を導入すると発表。関西初の取り組みとなり、7月1日から予約受付がスタートする。 【写真】利用方法 これまで両社では、車いす利用などの介助が必要な場合、当日改札で駅係員に申し出るよう呼びかけていた。今回、「移動制約者ご案内業務支援サービス」(日立製作所)を導入した「南海・泉北サポートほっとネット」の運用により、乗車日の前日夕方6時までにWeb申込みが可能となる。 さらに、利用者の案内情報について電話や紙といったアナログ作業での駅員間の連携をデジタル化し、スマートデバイスでリアルタイムに共有することで、対応の効率化を実現する。 利用方法は、『公式サイト』または『南海電鉄公式アプリ(南海アプリ)』に利用区間・利用日・サポート内容・連絡先などを入力し、駅に到着後、駅係員に「受付2次元コード」を提示する。 サービス開始日は7月1日・朝10時からで、7月2日以降の乗車分から申込みが可能。なお、同サービスは駅係員によるサポートの申込みとなり、きっぷ・列車の予約は不可。