大幅刷新したヤマハのアドベンチャー 「Tenere700」2025年モデル発表
各部をアップデートした最新モデル
ヤマハは、2024年11月07日~10日にかけてイタリア・ミラノで一般公開されたバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で「Tenere700(テネレ700)」の2025年モデルを発表しました。 【画像】電スロの採用などで大幅進化!! ヤマハ「Tenere700」2025年モデルを画像で見る(19枚)
80年代に登場し、アドベンチャーモデルの火付け役となった「XT600テネレ」の血統を受け継ぐテネレ700は、最高出力73.4PS/9000rpm、最大トルク68N・m/6500rpmを発揮する排気量689ccの直列二気筒エンジンを搭載するテネレ・シリーズ最新のモデルです。
2025年モデルでは、YCC-T電子スロットルを搭載することでスポーツとエクスプローラーの2つのライドモードが選択可能で、ボタンを押すだけで切り替え可能なABSとトラクションコントロールを採用。 新型のヘッドライトやボディデザイン、シート、スイッチボックス、MyRideアプリを利用することでスマートフォンと接続可能な6.3インチの縦型スクリーンも搭載されたほか、サスペンションストロークが20mm少なく、15mmシート高の低い(860mm)ローシートバージョンも用意されています。
また、よりオフロードでの性能を高めた「Tenere700 Rally」においては、20mmストロークを増やした調整可能な43mmKYBフロントフォークとリアサスペンション、クラシックなテネレモデルに敬意を表したヘリテージカラーリング、オフロードスタイルのハイフロントフェンダー、4mmのアルミニウムで作られた頑丈なスキッドプレート、軽量チタン製フットレスト、専用のラリーシートなどが装着されています。 なお、Tenere700の2025年モデルではアイコンブルーとフローズンチタンの2色が用意されています。
バイクのニュース編集部