中ロ外相が会談、ウクライナ・朝鮮半島情勢など協議
[19日 ロイター] - 中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は、20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれているブラジルで会談し、両国関係やウクライナ紛争、朝鮮半島情勢について話し合った。両国の外務省が19日、発表した。 ラブロフ氏は王氏に対し、両国が「包括的パートナーシップという 戦略的関係の発展において、まさに前例のない段階にいる」と語ったと、ロシア外務省が通信アプリのテレグラムに投稿した。 中国側の声明によると、王氏は2国間の「包括的戦略協力」をさらに強化するためにロシアと協力する用意があると述べた。双方はまた、「ウクライナ危機や朝鮮半島情勢についても意見を交換」したという。 中ロは、ロシアが2022年2月にウクライナ侵攻を開始し、西側諸国との関係が悪化する中、頻繁に協議を重ねてきた。