お墓を建てたいのですが、一人娘に負担をかけたくありません。亡くなった後の対応としてなにかよい方法はないのでしょうか?
筆者作成 納骨の費用は、地域や施設・場所などによってさまざまであり、図表1は目安になります。また納骨するときには費用を負担するだけではなく、納骨方法によって、維持費や管理費が必要になります。
筆者作成 図表2のように、維持費や管理費も施設によってさまざまです。希望する施設の初期費用だけでなく、維持費や管理費についても確認する必要があります。
まとめ
近年では生き方の多様化が進んでいるようですが、埋葬方法にも多様化が進んでいるようです。地方の過疎化が進み、かつては先祖代々の墓を管理していた子どもたちも、実家を離れて遠方で生活をすることが増え、墓の管理も難しくなってきているようです。 そもそも墓を建てるのではなく、寺院や霊園で管理してもらったり、樹木の下に埋葬したり、海洋散骨を選んだりする人もいるようです。 「残された家族が今後管理していくうえで、負担をかけたくない」という思いもあるようですが、供養する気持ちはなくしたくないものです。 出典 厚生労働省 衛生行政報告例(2023年度) 第6表 埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数、都道府県-指定都市-中核都市(再掲)別 厚生労働省 衛生行政報告例(2013年度) 第6表 埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数、都道府県-指定都市-中核都市(再掲)別 執筆者:吉野裕一 夢実現プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部