「ヒルクライム」が初の日本武道館公演!
ラップユニット「ヒルクライム」が6日、初の日本武道館公演を行った。 メジャーデビュー5年目という節目の今年に、目標としていた日本武道館のステージに立ったMCのTOCとDJ KATSUは、「この日をどれだけの人たちが楽しみにしてきたのか、分かっているつもりです。そして満員御礼ありがとうございます。今日はとことん楽しみましょう」と話し、集まった1万人の観客から拍手を浴びた。 ツアーには欠かせないダンサー6人による華麗なダンスパフォーマンスはもちろん、2曲目からはギター、ベース、ドラムの生演奏も加わり、LEDによる映像やレーザー光線といった豪華な演出も。ダンス系フリーペーパーとのコラボ企画のオーディションで選ばれた一般のダンサーたちが「ヒルクライム」と同じステージに上がる企画も実施された。 中学・高校と剣道部に所属していたTOCは、「中学生時代、日本武道館で開催された大会に出場したことがあるんです。剣道の試合とコンサートの両方でここに立った人は少ないんじゃないかな」とエピソードを披露。 さらに、この日の ハイライトの一つとなったのがゲストとの共演だ。BOXERやSUN SQRITTといったファンにはおなじみのミュージシャンに加えて、動画投稿サイトで11億回の再生回数を誇る、ヒューマンビートボックスのHIKAKINも出演し、最新シングル「FLOWER BLOOM」のカップリング曲「Summer Up」で共演を果たし、会場を盛り上げた。 デビューシングルから最新シングルまでアンコールを含めて30曲。3時間40分という時間を忘れてしまう、まさに5年間の集大成ともいえる見どころ満載のステージとなった。 なお、TOCが11月に1stソロアルバムを発売することや来春に「ヒルクライム」としては通算6枚目となるオリジナルアルバムを発売し、全国ツアーを行うことも発表された。