地上に降りた天の川 杉戸の古利根川に流灯 今年で29回目、250基が1キロにわたって連なる 係留され観覧は6日まで
埼玉県杉戸町の古利根川河畔で3、4日、町を代表する夏の風物詩「古利根川流灯(りゅうとう)まつり」が開かれ、夜の川面を照らす光の帯に大勢の見物客が酔いしれた。 埼玉の幻の名所「巌窟ホテル」、現在は立ち入り禁止 一時は観光地に 42年前の姿、写真家がまとめる【写真3枚】
川を生かした地域活性化を目的に同実行委員会が主催し、今年で29回目。1畳ほどの大型流灯約250基が1キロにわたって連なる光景は「地上に降りた天の川」とうたわれる。闇が深くなるにつれ流灯の輝きは増し、企業や商店、自治会などの絵柄がくっきりと浮かび上がるように。護岸に並んだ見物客らは「きれい」「すごいね」などと歓声を上げていた。 流灯は係留されており、6日まで観覧できる。