【まとめ】秋田市のスーパーのクマ 45時間あまり"居座り"もついに捕獲 発生からの動きを詳報
佐々木 記者 「捕獲用のおりを乗せたトラックが、いまスーパーから出てきました」 「ブルーシートに覆われていて、中の様子を確認することはできません」 発生から約55時間、麻酔をかけられたクマが、午後1時すぎ、店から運び出されました。 事態は収束し、近くに住む人や働く人たちからは安堵の声が聞かれました。 現場近くのすし店 店主 「私はもう45年以上(店を)やってるんですよ。ですからね、まぁとにかくクマがなんてことは考えたことなかったですけどね、まぁとにかくびっくりしましたね」 現場近くのタイヤ店 社長 「一歩間違えればうちの倉庫にいて、タイヤは黒いのでクマと色似ているので、もしいたらどうしようと思いましたし」 「ほっとしてます、はい」 現場近くの子ども園 園長 「どこから出てきたのかっていうのがすごく心配で」 「今回は捕まえたので良かったって安心感はありますね、はい」
捕獲されたクマは、メスの成獣だったということです。 県自然保護課は「体長が1メートルほどであれば、去年親グマと一緒に里に下りたことがある可能性も考えられる」と指摘しました。 そのうえで「クマは雪が降ってくれば冬眠するが、雪が積もるまではまだ少し時間がありそうなので、引き続き注意してほしい」と呼びかけています。