「人を殺した自覚がないし記憶もない」親族3人を殺害した罪に問われている被告は起訴内容を否認 静岡地裁浜松支部
2022年浜松市で3人が殺害された事件の初公判で、被告の男は起訴内容を否認しました。 浜松市中央区佐鳴台の無職の被告は、おととし3月自宅で同居する祖父(79)ら3人の頭部をハンマーなどで複数回殴り、殺害した罪に問われています。 初公判で被告は起訴内容について「人を殺した自覚がないし、記憶もない」と起訴内容を否認しました。 冒頭陳述で検察側は「解離性同一障害ではあるものの、責任能力はあった」と指摘。 一方、弁護側は「仮に犯人だとしても 別人格による犯行で、責任能力はなかった」と無罪を主張しました。