海外スマホの性能ランキング、最高峰チップ搭載機が上位独占 約4万円で“10万相当の高性能”鬼コスパモデルも出現
スマートフォンのベンチマークアプリで知られる安兔兔(Antutu)は先日、今年11月におけるAndroidデバイス性能ランキングを発表。新製品が多数投入された時期であったため、ROG 9 Proが首位を獲得するなど大きな動きが見られた。 【画像】旗艦機やタブレットなど3部門でのベンチマークスコアランキング【グラフ】 スマートフォン業界は例年、下半期以降にMediaTekとクアルコムの世界2大メーカーがハイエンドモデル向けの新型プロセッサを相次ぎ発表、11月~12月頃にそれらが搭載された新作ハイエンドが各メーカーより発売される。 そんな当月において、 性能ランキングのトップを飾ったのは、11月に海外で発表されたゲーミングスマートフォンのROG Phone 9 Pro。平均スコアは驚異の2,932,124点に達し、クアルコムの「Snapdragon 8 Elite」の最上位モデルの性能を十分に発揮している。なお、ROG Phoneシリーズは例年日本国内での発売も行って行われているので、今回も日本発売に期待したいところ。 続く2位は中国国内で発表されたvivoの新作カメラフォンX200 Pro。こちらは平均スコア2,860,505点を記録、こちらもMediaTekの最高峰チップ「Dimensity 9400」を搭載しており、バランスの取れた性能を示した。3位はOPPO Find X8 Proで、平均スコアは2,847,249点となっている。 また、コストパフォーマンスに優れたミドル帯モデルの性能向上も見られ、中国国内発売のrealme GT Neo6 SEがわずか4万円で1平均スコア1,409,226点という、10万円近い価格の性能を発揮した。また、タブレット部門では、ゲーミングタブレットという珍しい分野としてZTEブランドのNubiaが平均スコア2,128,697点のモデルを発表していた。
編集部 IT/デジタル担当