えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング13位。1.3億円は安すぎる!? クラブでは圧巻の26歳
かつて、日本人選手の海外挑戦はそれ自体がある種のステータスとなっていた節もあった。だが、時代が移り変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価を得られず、「どれほどの活躍ができているか」が最も重視されるようになっている。そこで今回は、評価基準の一つとして、欧州日本人選手の最新年俸をランキング形式で紹介する。※推定年俸は『Capology』を、成績は『transfermarkt』を参照。欧州5大リーグ所属選手が対象
13位:堂安律(どうあん・りつ) 生年月日:1998年6月16日 所属クラブ:フライブルク(ドイツ) 推定年俸:84万ユーロ(約1.3億円) 24/25リーグ戦成績:9試合4得点1アシスト ドイツで着実にキャリアを前進させている堂安律が、欧州日本人選手の最新年俸ランキングで13位に食い込んだ。推定年俸は84万ユーロ(約1.3億円)となっている。 2024/25シーズンの堂安は、これまでになくゴールの可能性を感じさせている。ブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)では第9節を終えた段階で4得点をマーク。昨季30試合で7得点だったことを踏まえると、いかにハイペースでゴールネットを揺らしているかが分かる。 昨季は[3-4-3]の中盤右サイドで起用される機会が多かったが、今季は[4-2-3-1]の2列目を主戦場としている影響もあり、よりゴールに近い位置で得点に直結するプレーができている。 これほど充実の出来を示せば、当然フライブルクからのステップアップも噂される。現地時間11月3日にドイツ誌『kicker』が伝えたところによると、フライブルクのスポーツディレクター(SD)を務めるヨッヘン・ザイアー氏も「関心が寄せられているのは当然」と他クラブが堂安獲得に動くことの妥当性を認めつつも「冬の移籍? それは明確に否定させてもらおう」と今冬の退団を否定。 「我々はできる限りの成功を収めるシーズンを送りたいと考えているが、彼は極めて重要な要素だ」と、悪魔の左足を持つ26歳のアタッカーに対する揺るぎない信頼を口にした。 いずれにしても、チームに対するコミットメントの度合いを考えれば、堂安が受け取っている年俸は安すぎるくらいだ。ハングリー精神旺盛な堂安のことである、フライブルクに長く留まる未来は描いていないだろう。 来夏にはさらに資金力のあるクラブに引き抜かれ、最新ランキングでトップ10に入るほどの年俸を得ているかもしれない。
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