松本まりか、SNSの長文投稿に込めた“24年分の思い”「私は簡単な言葉で片付けられない」
■「3話までは、騙されたと思って見てください」 最後に、ドラマに出演する俳優に対する最も王道でド直球な「ドラマを楽しみにしている方へメッセージを」という質問を投げかけると、「この質問にお答えするのが、一番難しいんです」と、変化球の答えが返ってきた。「一つひとつのお仕事をいただけることは、当たり前じゃない」――つい先ほどの言葉が、上辺だけじゃなく、心からそう思っていることが実感できた瞬間だった。松本は、考えながら、ゆっくりと言葉を紡いでくれた。 「『ミス・ターゲット』は、回を重ねるごとに面白くなっていくドラマです。私は、実は『愛の不時着』を見始めたとき、『こういう王道、別に好みじゃないんだけどな』と5話まで耐えられなかったんですけど(笑)、『騙されたと思って、見続けてみて』と言われて見たら、6話から一気にドはまりしちゃって。『ミス・ターゲット』は、1話・2話ももちろん面白いのですが、お話がドライブしていく3話までは、騙されたと思って見てください。ピュアな大人の純愛が見られる貴重なドラマだと思うので、日曜の夜に楽しんでいただきたいです」
■松本まりか 1984年生まれ、東京都出身。2000年に『六番目の小夜子』(NHK)で連続ドラマデビューし、2018年『ホリデイラブ』(テレビ朝日)で注目を集める。近年はドラマ『向こうの果て』(WOWOW)、『それでも愛を誓いますか?』(ABCテレビ・テレビ朝日系)、『東京、愛だの、恋だの』(Paravi)、『雨に叫べば』(Amazonプライム・ビデオ)で主演を務め、ドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(カンテレ)、映画『キリエのうた』などに出演。現在、ゴールデン・プライム帯連ドラ初主演となる『ミス・ターゲット』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が放送されている。公開待機作に、映画『湖の女たち』(5月17日公開予定)がある。 ■スタイリスト:後藤仁子 ■ヘアメイク :AKEMI KIBE(PEACE MONKEY)
八木ひろか