節約のため、私服は全て「プチプラ」で済ませています。「シャネル」などの高級ブランドで私服を揃える場合と比べ、どれだけ節約になっているでしょうか?
節約のため、私服は全て「プチプラ」で済ませている方もいるかもしれません。果たして高級ブランドで揃える場合と比べ、どれくらいの節約になっているのでしょうか? そこでこの記事では、プチプラファッションと高級ブランドで私服を揃える際の費用を比較します。ぜひ参考にしてください。
プチプラファッションと高級ブランドの特徴
プチプラ(プチプライス)ファッションと高級ブランドは、価格の他にも素材や製造工程、デザインなど多くの面で違いがあります。 プチプラファッションは、比較的手頃な価格で提供されるため、短いサイクルで流行に合ったファッションを楽しめるのが特徴だといえるでしょう。多くのアイテムは量産され、使用される素材も安価なものが多いため、トレンドを気軽に取り入れたい方などに向いているといえるでしょう。 一方、高級ブランドは、高品質な素材や熟練した技術によって製作され、デザインも洗練されている傾向があります。価格は高めですが、長く使えるアイテムも多く、ファッションのステータスシンボルとしても注目を集めているのが特徴だと考えられます。
年間の費用比較
総務省統計局「家計調査報告〔家計収支編〕2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、二人以上の世帯における衣類への月平均支出額は9644円、年間では11万5728円です。月間の支出が1万円以下であることから、衣類の予算割合はあまり高くないことが分かります。 プチプラと高級ブランドの年間費用を比較すると、一般的にプチプラの方が初期投資は少なく済むことが多いと考えられます。例えば、プチプラで3000円のアイテムを1ヶ月あたり5着購入した場合、年間で18万円になります。 しかし、高級ブランドで30万円のアイテムを1ヶ月に5着購入した場合、年間費用は1800万円となり、年間で1782万円の差が生じることが分かります。
ファッションの楽しみ方と賢い選び方
プチプラと高級ブランドをうまく組み合わせてファッションを楽しむ方法は、多くの人にとって現実的な選択肢といえるでしょう。 例えば、ベーシックなアイテムや使用頻度の高いアイテムを高級ブランドから選び、流行を取り入れたトレンドアイテムやアクセントとして使う小物はプチプラで揃えることで、費用を抑えつつおしゃれを楽しめる可能性があります。 こうした選び方は、限られた予算の中でも多様なファッションを楽しめる点がメリットです。 流行を追うためにプチプラを利用する一方、長く使いたいアイテムには投資を惜しまないことで、スタイル全体のクオリティを維持でき、無駄な出費も防げる可能性があります。自分の好みやライフスタイルに合わせて、賢くアイテムを選ぶことが重要です。
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