国民民主党の玉木代表、来夏の参議院選挙「1人区での擁立は限定的」…熊本市でタウンミーティング
国民民主党の玉木代表(役職停止中)は14日、来夏の参院選熊本選挙区(改選定数1)での擁立について、「(国民民主としては)全国比例、複数区での選挙が中心。1人区で擁立できる選挙区は限定的だ」と述べ、含みを持たせた。
同日、熊本市で開催したタウンミーティングの後、報道陣の取材に応じた玉木代表は「一人でも多く、国民民主党の受け皿を作りたい」と参院選の意気込みを語った。県内では国民民主や立憲民主党などの野党組織が2022年の参院選で統一候補を擁立しており、今後の野党共闘については「衆院選と違って(参院選は)比例復活がなく、擁立あるいは立候補するインセンティブ(動機付け)が低い。おのずと一本化されていくだろう」と述べた。
タウンミーティングでは、110人の参加者に党が訴える政策や「103万の壁」について説明。自民、公明両党が非課税枠を123万円とする案を提示したことを踏まえ、参加者からは「引き上げは123万までで終わりか」と質問があり、玉木代表は「123万では終わらない。ここからがスタートだ」と言い切った。