矢吹奈子「自分の新しい一面を見せられた」――「素晴らしき哉、先生!」キャストインタビュー
テレビ朝日系で放送中の連続ドラマ「素晴らしき哉、先生!」(日曜午後10:00=ABCテレビ制作)。就職2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている高校教師・笹岡りお(生田絵梨花)が、生徒や保護者、同僚など、あらゆる人間関係で板挟みになりながら、辞め時を探しつつも生徒のために奮闘していく姿を描く。りおの直面する“教師の苦悩やリアル”に、視聴者からは、「先生って仕事は好きだけど、大変なことも多いよね…」「リアル過ぎて、見ていてつらい」など共感の声が多く上がっている。 今回はりおが担任を務める3年C組で、見た目はギャルだが仲間思い、吉良萌子役を演じる矢吹奈子さんに話を聞いた。
――出演が決まった際のお気持ちをお聞かせください。 「今回のオーディションでは、生徒役の中から4役分の台本を渡され、実際に演じました。その中に今回演じる萌子役もあり、合格できてとてもうれしかった一方で、ギャルの萌子に合っていると思っていただいたことに少し驚きました!」 ――萌子はどんな役柄ですか? 「萌子はギャルという設定ですが、派手なメークをしているわけではなく、ドラマでよく見る1軍のギャルのように周りに圧をかけることもありません。1.5軍くらいの立ち位置にいる子です」
――実際に演じてみて、自分に似ているなって思う部分はありましたか? 「自分で言うのは少し照れてしまいますが、仲間思いなところは似ていると思います。あと、考え方自体は似ていますが、私は萌子のように思ったことをそのまま言えるタイプではないです」 ――自分とは異なる人物を演じてみて、いかがでしたか? 「最初は慣れない表現に苦戦しましたが、監督がお手本を演じてみせてくださったおかげで、セリフの言い方や、演技の仕方がイメージしやすかったです」 ――実際に演じてくれる監督さんは珍しそうですね! 「珍しいです! 監督自身が役者をされているからこそだと思います」