ドルトムントのヤン・コウトが完全移籍へ…49億円の買取義務行使と報道。出場なしでマンチェスター・Cから退団
ドルトムントのヤン・コウトが完全移籍に移行したようだ。 昨シーズンにラ・リーガで旋風を巻き起こしたジローナで大活躍したコウト。今夏には保有元のマンチェスター・シティに帰還したが、直後に放出。イアン・マートセンを失った昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストのドルトムントが右サイドバックの補強としてブラジル代表DFを期限付きで獲得した。 コウトは、新天地ドルトムントでヌリ・シャヒン監督の信頼を勝ち取って徐々にプレー時間を増やしている。7-1で勝利したチャンピオンズリーグのセルティック戦にも先発し、1-2で敗れたウニオン・ベルリン戦では移籍後初めてフル出場を果たすなど、ここまで公式戦7試合でピッチに立った。 そんなコウトの取引には一定条件を満たした場合の買取義務が付帯すると当初から伝えられており、この度これが行使されたようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同選手はこれで2020年にコリチーバから加入したマンチェスター・Cでの出場機会がないまま退団することが決まった。 なお、ドルトムントはコウトの買取金額として3000万ユーロ（約49億円）をマンチェスター・Cに支払うと伝えられている。
