音楽イベントで“落雷”……テントも危ない? 地面を伝わる「地電流」か もしもの時の「雷しゃがみ」【#みんなのギモン】
■脚を閉じる「雷しゃがみ」の体勢とは
富田解説委員 「入りたくなりますが…。では屋外にいた時にどこに逃げたらいいのか、逃げる場所がない時にどうしたらいいのか。近くにコンクリートの建物や車があれば、その中に逃げ込むのが一番安全だといいます」 「もしなければ、『雷しゃがみ』をするといいそうです。しゃがんでできるだけ姿勢を低くした上で、脚を閉じます。そして地面との接地面を少なくするために、つま先立ちします。耳をふさいで鼓膜が破れるのを防ぎます」 鈴江アナウンサー 「脚を閉じた方がいいのは理由があるんですか?」 富田解説委員 「人間の脚は開いて立っていると、電流が(片方の脚から)入ってきて(もう片方へ)抜けていきやすいため、閉じていた方が入ってきにくいそうです」 鈴江アナウンサー 「つま先立ちをするのは、なるべく地電流が流れてこないようにですね。なかなか厳しい体勢ですね」
■出かける前に「雷レーダー」を確認
富田解説委員 「そして、最新の情報を知っておくことも大切です。9日午後4時20分現在の雷レーダーを見ると、関東全域で雷注意報が出されています。出かける前にこうした情報をチェックするのもいいかもしれませんね」 「北関東や都内でも雷や天気の急変が増えていますので、普段から家族で雷の対策を話し合っておくのもいいかもしれないですよね」 (2024年9月9日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)