京産大が9Tで圧勝 FB辻野隼大共同主将「いい風にゲームを進めることができた」/大学選手権
第61回ラグビー全国大学選手権準々決勝(22日、京産大59-12大東大、三重交通G) 4大会連続の準決勝進出を狙う京産大(関西2位)は大東大(関東リーグ戦1位)を59-12で下した。準決勝は来年1月2日(東京・国立競技場)で関東対抗戦覇者の早大とぶつかる。 赤紺ジャージーの京産大が牙をむいた。前半10分、LO石橋チューカ(2年)が先制トライ(ゴール)。この得点を皮切りに6トライを連続して奪取し、前半から大東大の守備を粉砕する。後半も勢い衰えることなく、4分にHO平野叶苑がモールでトライを奪うなど、前後半で計9トライ、59得点を挙げた。大東大も後半は2トライを挙げるなどしたが、京産大の勢いに終始押され、悔しい敗戦となった。 前半35分にトライを挙げるなど、勝利に貢献した共同主将のFB辻野隼大(4年)は「前半FWが前に出てくれて、BKでいいボールをつなぐことができて、敵陣で得点することができた。いい風にゲームを進めることができた」と手応えをにじませた。