「王女の左手が不自然…」キャサリン妃が謝罪した“加工写真”とは? 通信社が「加工の跡あり」と認定
1月に腹部の手術を受け、現在療養中のキャサリン妃だが、退院後の様子や病状がほとんど報道されていないため、さまざまな憶測が飛び交っている。これを収めるためか、英王室は母の日(イギリスでは今年は3月10日)に、術後初めて撮影されたキャサリン妃と子供たちの写真を公開した。ところがこの写真が不自然だという指摘が次々と出て、キャサリン妃が謝罪メッセージを投稿する事態になっている。 【画像を見る】王女の左手が不自然?キャサリン妃が謝罪した“加工写真”。
加工の跡あり!通信社が判定
王室が公開したキャサリン妃の最新写真の写真は、メディアが大々的に取り上げたが、ロイター、AP、AFPといった大手通信社が、一転この写真を自社のシステムとアーカイブから削除したと発表した。 スカイ・ニュースの問い合わせに対し、APはシャーロット王女の左手に不審な点があると回答。元の写真が操作されている可能性があり、使用を撤回したとしている。 写真を見たジャーナリストや一般人からも、いくつかのおかしな箇所を指摘する投稿がソーシャルメディアで相次ぎ、さまざまな憶測が飛び交う事態となった。翌日、キャサリン妃はXの公式アカウントにメッセージを投稿。他のアマチュア写真家がやっているように、自分も時々写真を編集すると説明し、今回の混乱を引き起こしたことを謝罪している。 もっとも、専門的な目的で撮影された写真の世界でも、編集は一般的な慣行だという。スカイ・ニュースは、改ざん疑惑が出た時点で、ケンジントン宮殿が写真をよく見せること以上の意図があって改ざんしたとは、一概には言えないと指摘していた。しかし、この写真を巡る混乱は、キャサリン妃の手術以来、ネット上で渦巻いているさまざまな陰謀論に、拍車をかけることになりそうだとしている。
パパラッチ写真にも疑惑 ネットは大盛り上がり
実はこの写真の数日前に、米エンタメ・サイトTMZが、キャサリン妃が母親と車に乗る姿を捉えたとする写真を掲載し、こちらも話題になった。ニューヨーカー誌によれば、イギリスのニュースメディアは、この写真掲載を拒否したという。 しかし、写真はソーシャルメディアで拡散され、多くの人がその信ぴょう性について投稿し始めた。写真のキャサリン妃について、「あるはずのほくろが欠けている」「鼻の形が違う」「妹のピッパではないのか」「いやマダムタッソーの蝋人形だ」などさまざまな投稿が並んでおり、情報がないため、余計に人々の熱狂と憶測が作り出されたとも言える。