家族かばい被弾、死亡の元消防士 トランプ氏暗殺未遂の集会会場で
【ミルウォーキー共同】トランプ前米大統領の暗殺未遂事件が起きたペンシルベニア州での集会で、銃撃によって死亡した参加者は元消防士のコーリー・コンパートアさん(50)だった。同州のシャピロ知事が14日明らかにした。一緒にいた家族をかばって被弾したとし「ヒーローとして亡くなった」とたたえた。 【写真】トーマス・クルックス容疑者 介護施設勤務、成績優秀 友人少なく、いじめ証言も
コンパートアさんは妻と娘2人を持ち「熱烈なトランプ氏の支持者」で集会を楽しみにしていたという。シャピロ氏は「家族と地域を愛する最高の人間だった」と悼んだ。バイデン大統領も14日の演説で追悼した。 遺族や負傷者らへの支援を呼びかける募金サイトには300万ドル(約4億7千万円)以上が集まった。