石垣港で男性暴行 傷害致死容疑で少年らを逮捕 被害者と面識なしか 沖縄県警
県警は20日、石垣市の石垣港離島ターミナルの敷地内で昨年10月、同市の自営業男性=当時(46)=に殴ったり蹴ったりする暴行を加えて腹部打撲などのけがを負わせ、死亡させたとして、傷害致死容疑で同市の飲食店従業員の特定少年(19)=当時18歳=と三重県津市の配達員の男(20)=事件当時は19歳で石垣市在住=を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。 毒物を含む「覚醒剤検知キット」紛失
逮捕容疑は2023年10月1日午前3時45分ごろから同4時ごろまでの間に、男性に暴行を加えてけがを負わせ、死亡させた疑い。 県警によると、けがを負った男性が事件後、付近のコンビニエンスストアに入って通報を依頼した。男性の容体はその後急変し、昨年11月25日に膵臓(すいぞう)損傷による外傷性膵炎(すいえん)で死亡した。 県警は、男性と容疑者2人に面識はなかったとみている。関係者への事情聴取や付近の防犯カメラ映像の精査を進め、容疑者らへの暴行により、亡くなる原因となったけがを男性が負った可能性が強まったとして逮捕した。
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