NAS向けHDD「WD Red Plus」が最大10%超の値下がり、東芝やSeagateのNAS・ニアライン向けにも動き [11月前半のHDD価格]
NAS向け「WD Red Plus」が最大10%超の特売、東芝やSeagateのNAS・ニアライン向けにも動き 【画像】Western Digital「WD Purple Pro」の価格表(11月9日撮影) NAS向けのWestern Digital「WD Red Plus」4~8TBが最大10%の大幅安。WD80EFPX(8TB)が1,100円(3.8%)安の27,680円、WD60EFPX(6TB)が2,480円(10.4%)安の21,300円、WD40EFPX(4TB)が2,020円(10.8%)安の16,760円を付けた。複数ショップによる特売で、平均の下げ幅も7.9~8.4%と大きい。 監視システム向けのWestern Digital「WD Purple Pro」には、10TBの新製品WD102PURPが追加。回転数は7,200rpm、キャッシュメモリは512MBで、従来モデルWD101PURP(42,980円)からキャッシュが倍増された。価格は45,460円となっている。 東芝からはニアライン向けの「MG10-D」シリーズに属するMG10ADA600E(6TB)、MG10ADA400E(4TB)が販売開始。7,200rpm、キャッシュ512MBで、同容量の「MG」シリーズからキャッシュが倍増され、価格はそれぞれ24,800円、21,800円。より大容量のMG10ADA10TE(10TB)は33,800円、MG10ADA800E(8TB)は28,780円で発売済みだ。 ほかに、東芝のNAS向け「N300」シリーズの2TBモデルが出回り始めており、7,200rpm、キャッシュ512MBで、価格は17,800円。2TB HDDとしては高価だが、この容量でキャッシュ512MBの製品は珍しい。記録方式はCMRを採用している。 値動きの面では、Seagate「IronWolf」の一部が下落。ST12000VN0008(12TB)が4,820円安の44,980円、ST8000VN002(8TB)が1,780円安の29,700円、ST6000VN006(6TB)が1,240円安の22,980円となったのが目に付く。 デスクトップPC向けは、Western Digital「WD Blue」WD80EAAZ(8TB)が560円安の16,220円(1GB単価2.03円)、WD40EZAX(4TB)が500円安の9,980円(2.50円)で特売。前者は複数のショップがこの価格で並んでいる。 容量別に見ると、8TBクラスはSeagate「BarraCuda」ST8000DM004が300円安の16,180円(1GB単価2.02円)で最安。6TBクラスもSeagate「BarraCuda」が最安で、ST6000DM003(6TB)が680円安の13,280円(2.21円)に。ほかは東芝 DT02ABA600(6TB)が13,980円、Western Digital WD60EZAX(6TB)も前回とほぼ同じ14,480円だった。 4TBクラスは上述のWestern Digital WD40EZAXと東芝 DT02ABA400(9,980円)が最安。Seagte ST4000DM004は大幅特価の終了により900円高の10,880円となっている。
AKIBA PC Hotline!,サハロフ佐藤(佐藤 純一)