おしゃれな家に大体あるイスといえば?「Yチェア」で有名な北欧の巨匠デザイナーが手掛けた椅子を手に入れるべき理由
3 CH88P /ダイニングチェア
1955年に発表された「CH88」はプロトタイプのみが製作された椅子で、ウェグナー生誕100周年を記念し、2014年に製品化されました。 木材とスチールという異素材を組み合わせたミニマルなデザインながら、どこかぬくもりを感じさせるのがウェグナーならでは。背もたれの両端はひじ掛けにもなっています。シートは板座、ファブリック、レザーから選択でき、4脚までスタッキングも可能です。
4 CH26 /ダイニングチェア
「CH26」は1949年にデザインされたカール・ハンセン&サンのウェグナー初期5作品のうちの1つ。デザイン画のみが残されていたところを、2016年に初めて製品化されました。 オーガニックなフォルム、背もたれの印象的なジョイント、風格のある後ろ姿、ペーパーコードによる美しい座面など、隅々までウェグナーらしさが表れている椅子です。
5 CH20 /エルボーチェア
スタッキング可能な「CH20」は“場所を取らない椅子”がコンセプト。11枚の積層合板の座面が脚をがっちりつなぎ、脚貫のないすっきりとした構造になっています。 1956年のデザインですが、シンプルな見た目に反した複雑な構造なため、本格的な生産は2005年より。低めの背と水平の座面で安定感があり、座りやすさに定評があります。
6 CH07 /シェルチェア
1963年にウェグナーがデザインし、「Yチェア」と並んで人気を誇る「シェルチェア」。羽を広げたような成形積層板によるシートや3本脚の彫刻的なフォルムは、どの角度から見ても美しいのが特徴です。 快適性を上げてくれる座と背のクッションは、ファブリック、革張りから選択。ウェグナーが手掛けたコーヒーテーブル「CH008」と合わせるのがおすすめです。
7 CH30 /ダイニングチェア
他の作品に比べ、デザインが控えめでありながら記憶に残る、どこか懐かしさを感じさせるダイニングチェア「CH30」。ウェグナーが1954年にデザインしたものです。 クラフツマンシップあふれる十字の埋木が施された背、丸く面取りされたパーツやミッドセンチュリーらしい曲線が印象的です。