【広島】新井貴浩監督「本当によく頑張って踏ん張った」開幕25戦で昨季に並ぶ4度目ドロー/一問一答
◆JERAセ・リーグ 広島2―2阪神=延長12回規定により引き分け=(1日・マツダスタジアム) 広島は、ビハインドの展開から延長12回引き分けに持ち込んだ。 先発・大瀬良が5回2失点でリードを許して降板したが、6回以降はリリーフ7人の好投が光った。延長10回からイニングまたぎの塹江は、自己最速更新の155キロを計測する投球で1回1/3を無安打1四球で3奪三振。開幕からの連続無失点を12試合に伸ばした。 打線は5回に堂林の犠飛、7回は小園のしぶとい適時打で同点に追い付いた。だが、再三のチャンスを逃す場面もあり、延長12回は1死一、二塁から松山、坂倉の代打2人がサヨナラ機をいかせず。開幕25戦目にして、昨季に並ぶ4度目のドローとなった。 新井貴浩監督の試合後の一問一答は以下。 ―大瀬良投手の後を受けた中継ぎ陣が無失点でつないだ 「本当によく頑張って踏ん張ったと思います」 ―1点ビハインドでも勝ちパターンを投入した 「明日(2日)も休みだし、絶対に追いついて追い越すぞという意味合いもあるから行ってもらいました」 ―延長10回から塹江投手がイニングまたぎで好投 「いい球を投げていたのもあった。そのままいけば(延長11回は)中野から始まるのもあった。塁に出たりしたら森浦というのはスタンバイしていた。予定通りかな」 ―救援陣が踏ん張ったからこそ勝ちきりたかった 「ピッチャー陣はみんな頑張ったと思うし、野手もあともう少しのところだったと思う。バッティングはみんな上がってきていると思う」 ―途中交代の上本選手は 「ちょっとハム(左太もも裏)を痛めた。明日、検査に行ってからになると思うけど、ちょっと時間がかかると思う」 ―すでに昨季に並ぶ4度目の引き分けとなった 「これは本当にピッチャーがすごく頑張ってくれているというのと、あとは守備。守備でしっかり守っているというのがあると思う」
報知新聞社