大原高校で「潮風祭」 一般公開日に生徒が育てた野菜の販売も
千葉県立大原高校(いすみ市大原)で11月15日・16日の2日間、文化祭「潮風祭」が開催される。一般公開は16日で、誰でも自由に見学ができる。(外房経済新聞) 【写真】昨年も開催した「金魚すくい」。来場した多くの人が楽しんだ(写真提供=大原高校) 「総合学科」として、2年生から農業や海洋、福祉など専門の分野の授業を自分の興味や進路に合わせて選択し学ぶことができる同校。地域密着型の教育を行っており、地域イベントに参加するなど積極的に交流にも取り組む。 文化祭では園芸・海洋・福祉系列の授業をパネルなどで紹介するほか、生徒が育てた野菜の販売、4月から種苗生産に取り組んできた金魚の「金魚すくい」体験などを行う。 各クラスごとに出し物も用意。「来場した人も楽しめて、自分たちも楽しめるフォトスポットを設置したい」「台車を使ったアトラクションを作る予定。昨年小さな子どもたちが楽しんでくれたので、今年も楽しんでもらえたら」と生徒たちは話す。当日は、PTAによる模擬店も軒を連ねる。 生徒会副会長の3年生の永瀨麻亜さんは「入学した時にコロナ禍だったため、1年生の時は文化祭といっても先生と生徒がいるいつもの風景だった。昨年初めて一般公開し、家族連れや近所の人が遊びに来てくれて、いつもと違う学校の様子を見ることができた。今年も中学生や近所の人など、普段高校に来ることがない人に、遊びに来てもらえたら。高校最後の文化祭、いい思い出を作りたい」と話す。 16日の一般公開の開催時間は、9時30分~14時。
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