【高校サッカー】決勝に進出するのは?選手権県大会ベスト4激突へ…準決勝2試合のみどころ(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
ベスト4が決まった高校サッカー選手権静岡県大会。決勝に駒を進めるのはどのチームか。準決勝2試合のみどころを紹介します。 第一試合は、浜松開誠館と藤枝明誠が激突。 浜松開誠館は、準々決勝で東海大静岡翔洋に先制を許しながらも、後半、スーパーゴール2発で見事な逆転勝利。開誠館らしい粘り強い守備からゴールを目指すスタイルは2024年も健在です! 対する藤枝明誠は、準々決勝の浜名戦が悪天候により、試合途中で中止となる異例の事態に。それでも、2日後に行われた再試合では、エース水上のゴールで1ー0の勝利。過酷な条件の中でも勝負強さを見せ、3年ぶりのベスト4を決めました。 堅守の浜松開誠館か、攻撃サッカーの藤枝明誠か。強豪校対決を制し、決勝に進むのは…。 続いて、注目の第二試合は、前回王者・静岡学園と今大会のダークホース飛龍の対戦。 静学は、清水桜が丘との準々決勝、2年生の篠塚が2ゴール、さらに途中出場の佐々木が、華麗なドリブルからネットを揺らし貫禄の勝利を収めました。選手層の厚さを見せつけ、今大会も優勝候補の筆頭です。 (静岡学園 F11 原 星也 選手・3年) 「新人戦、総体と県大会を制して三冠を目指してやってきた。チーム1人1人の力を発揮すれば全国優勝できる。まずは県大会を優勝したい」 その静学に挑むのが、東部勢初の優勝を目指す飛龍。準々決勝では、去年の準優勝校・藤枝東に一時は2点リードを奪われますが…、後半29分、10番丹羽のゴールで1点差に詰め寄ると…、さらに…。わずか4分間で2得点。土壇場で試合を振り出しに戻すと、その後、延長戦でも決着つかずPK戦へ…。藤枝東8人目のキッカーが外し、迎えた飛龍の8人目…。劇的勝利を飾り、9年ぶりのベスト4進出を果たしました。 (飛龍 MF10 丹羽 咲人 選手・3年) 「(静岡学園は)個がうまい選手ばかり。ワンチャンスをものにできるように頑張りたい」 普段、戦うリーグのカテゴリーは、最高峰プレミアリーグの静岡学園に対し、2カテゴリー下の県ユースリーグAを戦う飛龍。勢いに乗るダークホース飛龍か絶対王者静岡学園か。 注目の準決勝は、9日、エコパスタジアムで行われます。