【恋乃葉の恋するバス散歩】広電バス「三段峡線」第5弾 “勝手に観光大使”の熱量がすごい 安芸太田町
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広島出身のタレント塚本恋乃葉さんとお届けしています『恋乃葉の恋するバス散歩』 広島電鉄のバスの路線の中で、最も長い三段峡線は今回が最終回です。 加計の町から発車オーライ! 【塚本恋乃葉さん・河野行恵アナウンサー】<前回の様子> 「うわー、かわいい」 「すごい、鮎!ずっしりですよ、中まで」 前回は明治時代から安芸太田町で和菓子店を営む、ヨコタ製菓の名物、『鮎最中』を取材しました。 <今回のロケ> 次のバスまで時間があったので、撮影中にちょっと気になったことを調べるため、ある場所へ向かいました。 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「立派な建物ですね」 「本当に立派」 「交流館かけはし。ここが五サー市の…」 かけはしに来た理由…それはおよそ2時間前のこと… 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「恋乃葉ちゃん、この旗なんだろ?」 「加計、何ですか?五サー市」 「五サー市ってなんだろう?」 さらに加計の商店街の中でも… 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「あ!見て恋乃葉ちゃん、ポスター」 「五サー市のポスター」 「なんか楽しそうな売り物があったり」 「勝手に路上ライブ。勝手に?いいですね」 「これ何?ホンモロコ?」 「えー、なんだろう。ホンモロコ?覚えておこう。ホンモロコ」 「聞いてみよう」 「ホンモロコ。五サー市」 五サー市?が何なのか?イベントの事務局がある『太田川交流館 かけはし』へとやって来たのでした。 実行委員が来てくれるというので、待っていると… 【五サー市実行委員 大倉啓司さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「はい、こんにちはー」 「こんにちは」 「こんにちは、すみません突然」 「あー、よく見る人じゃー」 「ありがとうございます。何者なんですか?」 「私はねえ、商工会の副会長であり、安芸太田町勝手に観光大使であり」 「勝手に?」 「勝手に観光大使であり、そういう立場のおじさんです」 大倉さんは2012年、広島県が観光キャンペーンを展開した際に、それにあやかった安芸太田町独自の企画を実行。 以降、『勝手に観光大使』としてことあるごとに安芸太田町をPRしてきました。 【五サー市実行委員 大倉啓司さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「ちょうど旗見たんですよ。五サー市」 「きのう、きのうみんなで設置したばっかりです」 「昨日だったんだ」 「きのう設置したばっかりで」 「一番力入れてるイベントです」 「おー、1年で一番!」 「なんか5のつく日がとか…」 「そうそうそうそう」 「なんか横田さんね…」 「ああ、教えてくださった?」 「五のつく日に市がこの辺で開かれとったんよ。それで、そのうちの歳末の一番大きい市が五歳市。五歳市と言っていたのが、だんだん略されて。なまって、五サー市になったという」「へー」 「それが昭和の初期まであった。いつの間にかもう無いなって。 でもそれを27年前に復活して」 五サー市は、古くから安芸太田町で開かれていた年末の市を再現したお祭りで,1998年に復活しました。 コロナ禍前までは、バスの通る国道を歩行者天国にして大々的に行われていましたが、現在は旧加計駅前の広場で行われています。 【五サー市実行委員 大倉啓司さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「もと加計駅じゃけえね。加計駅で」 「プラットフォームもあって」 「プラットフォームがわし一押しの、勝手に路上ライブのね…」 「気になってたんですよ!」 「なんですか?勝手に路上ライブっていうのは?」 「そうそう。私が勝手に観光大使じゃけえ、勝手にいろいろライブをやろう言うて。 あんまり有名でないメンバーが集まってると」 「あ、でも何かポスターで気になる食べ物ありました。なんでしたっけ?」 「なんだっけ」 「コロン、コロン?コロ、ホロ…」 「ホンモロコ?コロン、コロンね」 「それです」 「ホンモロコいうたらね、京都のほうじゃ高級料理らしいんだけど。小さいお魚さんを休耕田で育てて。それをメインは天ぷらだね。高級料理でございます。まあ、鮎の方がもっと美味しいかね」 「そうか、楽しみなお祭りですね」 「そうじゃねえ。残念じゃね、放送が後じゃいうのがね」 「来年の五サー市に向けて告知お願いします」 「来年、来年はもっともっと、美味しい。楽しい。癒されるイベントになってますんで」 「ぜひ来てください」 「お願いします。一年後です」 疑問もすーっきり解決して、外に出ると大きな虹が…これは何かの吉兆なんでしょうか。 それでは運命のサイコロタイムです。 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「今は因みに34/121駅まで来ています」 「34!でも、もう結構時間も時間ですし、大きい数を出します」 「お願いします」 「よいしょ。12」「12」 加計新町バス停からバスに乗って、そこから12駅。 到着したのは向光石バス停です。 次なる取材先を探して歩いて前進します。 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「あー、ここもあれだね。鉄道が通ってた」 「これもなんですね」 「ちょっと暗くなってきましたよ」 「急げ」 「こんにちわ」 <夕焼け小焼け町内放送♪> 「これ」 「チャイムが聞こえたということは5時ですか?これは」 「あー、カラス」 「カラスと一緒に帰りましょう♪。ああ、何かさあ、恋乃葉ちゃん見て。ちょうどいいところに何かありますよ」 「国鉄2万キロ標?」 「これなんか『てつたま』でやってませんでした?てつたまディレクター!(<恋乃葉の恋するバス散歩>のディレクターと兼任)来ましたよね?来た。すごい綺麗にしてるね」 「明治5年、1872年に新橋から横浜間29キロを開業して以来、国鉄の総延長がちょうどこの時点で2万キロに達したことを記念したものである」 「おー!」 「ちょっと…ちょっともう1回、読むことに集中して、何にも(頭に)入ってきてなくて…」 「理解する?理解してください」 「2万キロ!ええすごい」 「ずーっと繋げて来て、ここが2万キロの、そのちょうどの場所」 「えー、すごい」 「こうやってお花に囲まれてるっていいね。こういうの見ると、地域の人が大事にしてるのがわかりますね」 「そうですね。だってちゃんとお手入れされて、こんな綺麗に」 国鉄2万キロ標の取材を終えると、すっかり日も落ち、ここで無念のタイムアップ! 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「ちょっとあんまり進めなかったですね。今はこの辺り、半分も行かなかった。 本当に安芸太田町の皆さん、エネルギッシュだったね」 「本当に。いつもだったら、この時間はお腹が空いて、もう大変なんですけど、まだお腹すいてません」 「まんぷく食堂のおかげです。ということで。三段峡線編はここまでとなります。 ありがとうございました」 「はい!ありがとうございました」 「また、次の路線の方もよろしくお願いします」 国の名勝、三段峡に始まり、安芸太田町を5回にわたって放送してきた『恋乃葉の恋するバス散歩』広島電鉄バス最長の三段峡線。 ゴールはできませんでしたが、その道中の素敵な出会いに感謝感激。 忘れられないバス散歩となりました。 <スタジオ> 次回は新年の放送になります。「開運バス散歩」です。 お楽しみに・・・・。
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