宮崎市が社会人経験者の採用「45歳まで」に引き上げ…退職職員の「カムバック採用」も導入
宮崎市は経験豊富で多彩な人材に活躍してもらおうと、「35歳まで」としていた社会人経験者向けの職員採用試験の年齢要件を「45歳まで」に引き上げる。また、在職中や市役所外で得た知見を即戦力として生かしてもらおうと、市職員として勤務経験のある人を再び採用する「カムバック採用」も始める。ともに2025年春の採用者向けの試験から導入する。
市が17日発表した。25年春採用者向けはすでに受け付けを始めており、申込期間は社会人経験者向けの試験が8月16日まで、カムバック採用は9月30日まで。
社会人経験者向けの試験は採用予定者数が一般事務で10人程度、土木、建築、電気、心理など各職種で若干名で、児童福祉司経験者枠などを除き、来年4月1日時点で45歳までの人が受験できる。カムバック採用は過去に常勤の市職員として3年以上の実務経験があり、結婚や出産、育児、介護、転職などのために退職した人が対象で、受験年齢は45歳まで。
試験の詳細は市ホームページで公開している。問い合わせは市人事課(0985・21・1722)へ。