城戸康裕が元関取の照強に押し出されて敗戦。照強の「フリだと思った」に「そんなわけないでしょ!」【JMAEXPO】
城戸は前日会見では「押し出さないでね。押し出したら誰も面白くないよ!」と照強に何度も念を押していたのだが、照強は試合後の会見で「“押し出しはダメ”というのはフリかなと思った。押し出してくれよという意味かと思った」とダチョウ倶楽部の「押すなよ」と判断してしまっていたようで、城戸の思いは全く届いていなかったことが発覚した。 一方、城戸は試合後の会見で改めて「納得いくいかないのだいぶ手前の話。まず体重差がめちゃくちゃある。このルールもやったことがない。場外あり。その中で押し出しって…。あれをやられたら勝てるわけないって誰もが分かっているじゃないですか。あれだけはしないと思った。というのもあれをやったら主催者は怒るなと思ったんで。それはやらないよねということじゃないですか。みんな分かるような話。まさかそれで来た」と想定外の展開であったことを繰り返した。 照強の「フリかと思った」という発言を聞かされると「“絶対押すなよ”の? そんなわけないでしょ!」と突っ込む場面も。
城戸は「俺はなんにも失ってない。キャリアに1ミリも傷がついてない。攻撃もなにももらってない。何をもらったかといえば押し出し。息も上がってない。お金もらってるからなんでもいい。“いいバイトだわ”という感じ。この大会、すげえファイトマネーがいいし。じゃなかったら6日前に受けるわけがない。4週間後に試合だし。それで無傷で終わった。なんにも言うことはない」と語った。 そして「一つ言うなら、押し出した場外に粉とか泥とか取り餅とか用意しておいてほしかった。そうすれば面白かった。ドライアイスとかじゃなくて」と提案した勢いで「場外なしか、転落3回じゃなくて10回で再戦したい。粉、泥、取り餅をしっかり用意してもらって」と照強との再戦をアピール。 「なんにせよ、会場がめっちゃ受けていた。周りにも“あれがエンタメだ”と言われた。これでお金もらって帰る。こんな楽しいことはない」などと最後まで自らの仕事を全うした充実感に上機嫌の城戸だった。
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