離脱、逮捕、不倫…崩壊したレペゼン 10億円負債のDJ社長「最後の一手」
2024年、「Repezen Foxx(レペゼンフォックス)」のファンは涙に暮れる日々を送った。 【写真】レペゼン残された唯一のメンバー 発端はリーダーであるDJ社長の失踪劇だ。23年12月から消息不明となって、年末ライブにも姿を見せなかったDJ社長の活動休止が昨年1月に発表された。するとDJ社長と衝突していたDJ銀太(現GINTA)が同3月、DJまるが同5月に相次いで脱退し、一気に解散騒動に発展した。 インドネシアのバリ島に滞在していたとみられるDJ社長は昨年5月に自身の結婚や子どもができたことを報告し、周囲を仰天させれば、同6月に同地で行われたフェスで復活。DJふぉいとDJ脇の3人での新生レペゼンでの活動再開で、離脱したDJ銀太とDJまるをこき下ろしながらも「戻ってくれば受け入れる」と表明し、ファンは安堵したが、またもDJ社長がちゃぶ台返しに走った。 昨年8月にDJ社長がレペゼンからの脱退を表明し、これにはメンバーもあ然ボー然。離脱したDJまるから「3番目の脱退者はお前かい! どう考えてもおかしいだろ」と突っ込まれる始末だった。 その直後に今度はDJまるがやらかした。交際していた戦慄かなのに酒を飲んでの暴行を働いた疑いで警視庁に逮捕されたのだ。被害届が取り下げられ、なんとか早期釈放されたものの発売直前だった初の自著は販売延期どころか刊行中止。さらに昨年11月にはDJふぉいのメンバー解任が発表され、DJ社長のMVでは「解雇解雇。化けの皮がはがれる前にクビ」と意味深なワードが飛び出していたが、同12月に入って、DJふぉいが格闘家ジョリーの妻で、インフルエンサーの清水ゆりとの不倫が持ち上がり、釈明に追われた。 先月22日には楽曲提供し、DJ社長不在時の穴を埋めていたチバニャン、マネジャーだったDJフミヤらスタッフも含めた9人の解雇や自主退社も発表。残ったDJ脇も大みそかで解任となり、ついにメンバーはゼロとなってしまった。 相次ぐ騒動や炎上はレペゼンの真骨頂だが、回収がないだけにファンもつらい状況に立たされている。それでもレペゼンの価値をあきらめていないのがNHKから国民を守る党の立花孝志代表だ。 レペゼンは選挙に関心がない層にもリーチできるこれ以上ないプレーヤーとして、これまで出馬オファーを送り続けた。22年にDJ社長は出馬宣言したが、ファンからの猛反対に遭い、撤回。その後、立花氏は衆院選でも出馬を打診しており、25年夏の参院選で擁立したい意向だ。 DJ社長は10億円の借金は自力で返すと明言し、あくまで音楽活動をメインに見据えているが、メンバーが散り散りになり、活動もままならない現状を打開するために立花氏の誘いの乗る可能性も大いにある。参院選出馬すればお祭り選挙となるのは間違いなく、去就が注目される。
東スポWEB