東洋大姫路・阪下が完封、市和歌山がコールド、智辯和歌山が逆転勝ちでセンバツへ大きく前進【近畿地区大会】
来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年の秋季近畿地区高校野球大会(兵庫)は27日、準々決勝3試合が行われ、4強が出揃った。 【トーナメント表】近畿大会 結果一覧 東洋大姫路(兵庫)が4対0で大阪学院大(大阪)を破り、3年ぶり9度目のセンバツ出場に大きく前進した。2回に1点を先制すると6回には3点を追加。最速147キロ右腕の先発の阪下 漣投手(2年)が、6安打完封の好投を見せ、初戦の龍谷大平安(京都)戦と合わせて16イニング連続無失点となった。22年から指揮を執る岡田監督は母校を率いての「初の聖地」行きが有力となった。 市和歌山(和歌山)は6回コールドの10対0で立命館宇治(京都)を破って、3年ぶり9度目のセンバツ出場へ大きく前進した。初回に2点を奪ってリズムに乗ると、その後も得点を重ね17安打9得点の快勝を収めた。 智弁和歌山(和歌山)は7対2で滋賀学園(滋賀)を破り、2年ぶり16度目のセンバツへ大きく前進した。初回に2点を先制されたが、2回までに追いつくと、3回に2点勝ち越しに成功。その後も着実に得点を重ねて突き放した。 和歌山勢からは2校が4強入りした。 11月2日に準決勝の天理(奈良)-東洋大姫路、市和歌山-智弁和歌山が予定されている。