『虎に翼』毎田暖乃が尾碕真花に麻雀対決を挑む 寅子たちは星家と本当の家族になれるか
優未(毎田暖乃)とのどか(尾碕真花)による麻雀対決が勃発
のどかも性来が優しい気質なのだろう。この場の空気に責任を感じたこともあってか、自分が家を出ればそれで解決すると提案するが、家族は戸惑うばかり。そこに優未が一人で戻ってくる。「お母さんについていくのはやめました」。手にしていたのは雀卓だ。 優未いわく「この家では、何かおねだりをする時、おじいさん(※星朋彦初代最高裁判所長官(平田満))と勝負をしてきた」。であるので「私と麻雀をして、私が勝ったら、私と母の何を好きになれないのかを正直に話して、解決策を一緒に探ってほしい」と、のどかに対決を申し込み、のどかも「私が勝ったら、私が家を出る」と応諾。航一も承認し、かくして、優未、のどか、航一、朋一による麻雀対決の火ぶたが切って落とされた。 星家の人々は、あらためて「この娘は母親と違う」と感じただろう。そのことは、直後にたい焼きを買って戻ってくる寅子との対比からも明らかである。優未とのどかによる家族のちぎりを賭けた対決の行方が注目されるが、勝負のさなか、いち早く優未の異変に気づいたのどかは、とても良い姉になってくれそうである。
石河コウヘイ